高齢者が安心・快適に入院生活を送るために、以下のアイテムは特に役立つとされています。
1. 転倒防止・動作サポート系
- 滑りにくい室内履き
転倒リスクの高い高齢者には必須です。かかと付き・グリップのあるものが効果的です。
大きな病院なら売店などでも購入できますが、すぐにいけない場合など、ネットで購入して送る方法もあります。 - マジックハンド(リーチャー)
届きにくい物を無理なく取れるアイテムで、ベッド上生活の助けになります。 - S字フックやポーチ
ベッド横に小物を掛けて整理でき、物の出し入れがしやすくなります。
2. 飲食・日常ケア
- ストロー付きコップ・吸い飲み
体を起こしにくい時や体力が低下している時に便利です。 - 入れ歯洗浄剤・ケース
入れ歯利用者は毎日のケアに欠かせません。
3. 清潔・身だしなみ用
- ウェットティッシュ・除菌シート
手指や身の回りの清潔維持、食事前後にも活躍します。 - 消臭剤や口腔ケア用品
長期入院では身だしなみを整えて快適に過ごせます。
4. 安心・快眠サポート
- アイマスク・耳栓・小型懐中電灯
大部屋での明かり・騒音対策や、夜間トイレの際の安全確保に。 - アームウォーマー・ひざ掛け
高齢者は冷えやすいため、冷房対策や就寝時に重宝します。
5. 暇つぶし・認知症予防
- 携帯ラジオや音楽プレーヤー(イヤホン付き)
耳からの刺激でリラックスでき、孤独感の軽減や認知機能維持にも役立ちます。 - 脳トレ本・大人の塗り絵
手軽な頭の体操や趣味アイテムで、気分転換とリハビリ効果も期待できます。
6. 予定・連絡管理
- カレンダーやメモ帳・置き時計
日付や予定確認、時間の見える化で生活リズムを保てます。 - 筆記用具
家族やスタッフとのやり取り、依頼内容のメモに使えます。
上記のほか、高齢者自身が使いなれたものや好みの品(例えば使い慣れた靴、家庭用のひざ掛けなど)を持ち込むことで、安心感を高めることも大切です。
病院の規則やレンタルサービスの有無によって持ち込みできるものが異なるため、入院先の案内もあわせて確認すると安心です。
親の入院は、家族にとっても心配が尽きない時間です。
そんな中で「これがあって助かった」と思えるアイテムを準備しておくことで、ご本人もご家族も、少しだけホッとした気持ちになれるかもしれません。
この記事が、入院準備の参考になればうれしいです🍀
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